KG-HFDLに関する受信機のレビュー :海外製の受信機の紹介(再録)
- 2010年07月02日
- カテゴリ:『郷愁通信・旧版』(再録)
KG-HFDL(PC-HFDL)などのHF-ACARSの受信に関してはやはり本格的なHFレシーバーが欲しいという人は多いと思います。
アマチュア無線の資格を持ち、HFトランシーバーを持っている人は受信に無線機を使えますがアマチュア無線の免許(ライセンス)も必要ですし、なおかつHF受信専用にカスタマイズされた受信機のほうがよいよい性能を発揮できる場合があります。個人的に興味がある受信機をご紹介しましょう。
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1:PALSTAR R30A
アメリカ製のシンプルデザインの受信機。アナログSメーターがかなりいいデザインで操作が比較的、簡単。BCL用には満足して使用できると思う。値段もAORのAR7030より安価だがTCXOなどの温度補償用の周波数安定装置などは付属しないし、AM、SSBしか受信できない。ただ、背後にIF=455kHzの出力端子があるのでうまくソフトウェアラジオ関係のユニットを製作すればCWも受信可能だと思う。
(PC-HFDLでは周波数安定度がややよくないかもしれないが性能は満足できると思う。コリンズ製のメカニカルフィルターも使用してあり、SSB2.5KHzで最適化されている)
かつてのアナログVFO時代のBCLラジオが好きだったユーザーには満足度が高い受信機といえる。これからHF-ACARSの受信を始める人の入門用にはいいかもしれない。
(デザイン的には素晴らしい。HF帯のサブレシーバーにも良好)
2:TEN-TEC RX340 DSP RECEIVER
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おそらく現在、流通している短波帯受信機で個人が購入できるHF受信機では世界最高峰のような気がする。値段的には高価だが。(考え方によってはHF帯の高級トランシーバーやハイスペックのコンピュータと同じ値段でもあるが)
使いこなすのにはそれなりのスキルやきちんとしたアンテナなどをしっかりそろえる必要がある。そうでなければ性能は発揮できないことを踏まえて購入した方がいいだろう。
DSPでAGCやSSBのカットオフもKG-HFDL用に最適化もできるし、その他の用途も色々、可能ではあるが完全に上級者向けの受信機だといえる。どちらかというと公的な研究機関や無線基地局に納入している部分が多いだろう。(デザイン的にもいい。こちらにもアナログSメーターが付属している)
海外では日本よりBCLや短波放送のリスナーが多いのでよりよいスペックやデザインに凝った個性的なレシーバーが多い。R30Aのようにユニバーサルデザインのような操作が楽な受信機の方がニーズが高いように思います。
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